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イノセンス スタンダード版


ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

グループ:DVD

ランキング:819

価格:¥ 2,922

発売日:2004-09-15

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APPLESEED

イノセンス オリジナル・サウンドトラック

レビュー(Amazon.co.jp)

???人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。1995年に公開された『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の直接的な続編であり、押井守監督のアニメ作品としても9年ぶりとなる、全世界待望の1作だ。前作の主人公、草薙素子ももちろん“登場”する。
???美麗なCGで彩られる画面の情報量も、サスペンス調の本筋を時に逸脱して語られる“禅問答”の量も、前作を遥かに凌駕。躊躇なく難解な一方で、バトーという寡黙なサイボーグに感情移入しやすい味付けがなされているのが今作のミソだ。そうして描かれる“未来”は、機械とネットに支配されながらもこの上なくウェット。それこそが、前作が提示した“人間とは、魂とは何か”という問いへの渾身の回答なのだろう。(安川正吾)

カスタマーレビュー

豪華装飾アニメ  (2008-08-31)
まずストーリーとほとんど関係の無い演出に無駄に金と労力を使いすぎ。CG技術はすごいのだろうが、昔のファイナルファンタジー (映画)を連想させられた。つまり、すごい (と制作者が思っている)技術を見せつけられて、どうすごいでしょ?という感じ。で中身 (脚本)はスッカラカン。私はCGに関してシロートだが、何でもかんでもCGで見せれば良いという発想はどうかと思う。効果的なシーンはあると思うが (綺麗なCGに魅せられたシーンはあったが、必要かと言われると疑問)、下手な多用はかえって映像を陳腐にしてしまうのではないか?また、不自然にアジアンテイストを全面に押し出しているところ (町並み、祭り、ガイノイドのデザ)が、欧米ウケを狙った制作者側の商業上のイヤラシさを感じた。

内容に関しては感動も興奮も驚きも無し。残虐なシーンと豪華CG以外は何にも残らない。孔子などの昔の偉人の小難しいフレーズや格言を引用して、さも格式高く装飾しているが、それは単に中身の無さを隠すための武装でしかない。ただこれらの装飾 (映像も含む)をするのも大変な労力を要したと推測されるのでそれに敬意を表して☆は2つ。映画はストーリー (脚本)と映像、音楽、キャラクタ (役者)などの要素で成っていると思うが、そのバランスが極めて悪い。

自分の頭の中で小難しい哲学をして、悦に浸るのが好きな人には良いかもしれないが、実質的な内容 (脚本)を重視するわたしに取っては、この作品にはDVDの値段分の価値は見いだせなかった。一言で言うと「装飾が綺麗なだけの高級風レストラン」という感じ。装飾はどうでも良いので美味しい料理を出してくれ。

考えさせないようでて、考えさせる  (2008-08-12)
 少女型アンドロイドの暴走事件を解決するという、話の筋自体はとても単純です。しかし、それをSFとして派手に解決へ向かうわけではありません。おなじみの透明人間スーツ(熱光学迷彩)は、登場しません(ですよね?)。電脳世界というよりは、おとぎ話の幻想世界の物語のよう。とにかく、ゆっくりとした、SFアクション要素を抑えられた作品です。
 次に、この作品の最大の特徴として、「引用の多用」があげられるでしょう。登場人物たちはことあるごとに、あまり知られていない名言・至言を持ち出してきます。電脳世界では、信じられるのは「言葉」のみということなのでしょうか。視覚、記憶はハッキングでごまかせても、言葉そのものの真実はごまかせないですから。
 では、それが人形論とどう重なってくるのでしょうか。観てない人のためにヒントだけ言っておきます。言葉の真実と機械の真実は性質が同じである。ずれた意見かもしれませんが、このことを頭に入れて鑑賞してみてください。

娯楽性もしっかり捉えた映画です。あまり考え込まなくても楽しめる映画です。映像美や登場人物の魅力、展開のテンポなど魅力あるある映画だと思います。

生命の価値  (2008-08-10)
確かに前作を見てない人には世界観からいって理解するのが難しいでしょう。しかし私がこの作品で一番違和感を感じるのはバトーが少女に語るセリフです。人間の命より人形の方が大切という価値観だけは理解できませんし、認められません。原作のセリフでも同じようか箇所がありますが根本の意味が違います。みなさんはどう思いますか?

あぁ、これが天才なんだなぁ。  (2008-08-04)
 私は押井守のファンではないが、彼の作品は好きだ。なぜなら、良い意味でも悪い意味でも大衆と隔絶した位置にある作品が多いからだ。特に、この作品はその傾向が強い。映像や音響効果は素晴らしいことこの上ない。しかし、内容自体はどちらかというと哲学的で、漢文、仏教、ユダヤ教などの引用がふんだんに散りばめられており、自分でいろいろと解釈しなければならないなど、思った以上に頭を使います。要は、娯楽の「ご」もない映画なので、映画に娯楽性を求める人は見ない方が良いでしょう。思慮深い人には御勧めです。 
      

これはアニメである必要性があるのか  (2008-06-28)
前作は本当にカッコいいです。
そして今作はラブストーリー。ストーリーは単純だけど別に悪くない。
アニメでいて、実写的な観点でストーリーや表現を展開すると大抵はお寒いものになるのだが、
イノセンスはラー○フォンのようなどうしようもないくだらなさも、気持ちの悪さも感じない。
押井監督らしく陰湿な雰囲気とハッタリが満載だが、気にはならない。しかし映像が悪すぎる。

3D技術を取り入れたり当時としては実験的な要素は評価できますが、これは構成力が無さすぎでしょう。まだ映像ではスチームボーイのほうが上です。押井守は、アニメをつくるとき、どれだけ実写の表現に近づけるかが重要といっていたことがあるが、この人は悪い方向にそれが進んでいる。

アニメというものは一見、現実の物理現象を無視した荒唐無稽な動きや仕草をしているように見えるだろうが、実際はある種の理想系を表している。だからアニメキャラクターの動きを本能的にカッコいいと思えるのです。しかしイノセンスにはそれがない。

そこに骨格があるから、遠近法に適っているから、重力があるから、とか言われて鈍臭い動きをされても、表現の媒体が違うし、動きも現在の物理的な概念でしかないのだから、退屈極まりなく、わざわざアニメという媒体で見る気がしない。
SF(江戸や戦国でも構わないですが)は当たり前のように表現しているのに、なぜアニメや漫画という媒体で、ビジュアルを必要以上に現実的にしようとし、動きを現代の物理概念で描こうとするのだろうか。浅はかとしか言いようがない。
必要以上に写実的な絵の漫画、実写的なアニメを見る気になれないのはそこにある。

話が反れましたが、このイノセンスは、アニメ的な色彩を実写っぽい造形に適用するものだから、全体的にノッペリしていて、退屈極まりない。そして実写的なトロい動きを併せ持って、双方の本能的に退屈と感じる部分が交錯してしまっている。

ストーリーも映像も腑抜けたものですが、雰囲気だけは悪くないということで、この評価にしました。

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