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駿河城御前試合 (徳間文庫)

南條 範夫

徳間書店

グループ:Book

ランキング:8608

価格:¥ 920

発売日:2005-10

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カスタマーレビュー

剣豪小説が帰って来た!  (2008-03-14)
言わずと知れた「シグルイ」の原作を含む連作もの。
表紙がモロ「シグルイ」の二人の対峙場面!

多くの評どおり、
パターンが似通っています。

・どちらか、もしくは双方が剣の達人
・必ず傾城の美女がからみ、恋がらみ

そして、南條氏が初期に書かれたらしい、
前半の試合は鬼気迫る魅力に溢れています。
短いページで言の葉少なくとも
行間に剣士たちの眼光、息遣いが
まるで側にいるかのような筆致には
舌を巻くしかありません。

後半は“小説として”巧くなっています。
その分、前半に比べて迫力が薄いのが残念……。
そこのみにて☆1つ減点。

しかししかし、
どちらの勝ちで勝負が決するのか、
どちらが生き残るのか、
どの部位が断ち切られるのか……
は最後の行を読むまで不明でした。

久しぶりに徹夜で文庫を読んでしまった自分に
ビックリしてしまいました。
良質な剣豪小説をもっと読んでみます!
ビバ、チャンバラ! ビバ、サムライ!

イマイチ  (2007-11-22)
特に盛り上がりもなく、あらすじを読んでいる感じでした。
シグルイの脚色がすごいのですね。

短編小説は苦手だが  (2007-11-10)
この作品は非常に楽しめた。南條 範夫の小説は初めて見ましたが、文体も仰々しくなく、適度に軽く読みやすいので、力を抜いて楽しめます。
同じような話が多く飽きるという意見を聞いて少し躊躇しましたが、私はまったくその様には感じませんでした。
忍法等はでてきませんので(笑)比較的リアル嗜好で楽しめます。

真剣をもった総合格闘死合  (2007-10-16)
結構前に買った漫画「シグルイ」の原作本「駿河城御前試合」南条範夫よーやく読み終えた。
まあまあ厚い上出てくる言葉が少し難しかったりするので少しずつ読んでたらすごい時間かかった。ようやく読み終わりました。

冷酷な城主徳川忠長の目の前で行われた11の真剣勝負をえんえんとかいているだけの話やけど・・・すげえ面白かった!
それぞれの必殺技をもった剣豪がそれぞれの因縁をしょって(女がらみの逆恨みみたいなのが多い)命かけてすごい戦いを繰り広げるけど参加22人中14人死亡して残りも重傷を負う壮絶な結果に・・かなり残酷です。
刀を格闘技に置き換えて考えながら読んでたけど格闘漫画的にも色々ないいヒントがあったのでこの本マイ名作文庫にいれときます。

俗物的葛藤と必殺剣のバランスの妙  (2006-07-02)
 この本を原作としたマンガ「シグルイ」を読んだ知人から「まず原作を読むべき」と薦められて読んでみた。
 歴史物は普段手に取らない、まして剣豪物は池波正太郎の「剣客商売」ぐらいしか読んだことがないが、語り口そのものは現代文である本書では、人名が古くさい程度の違和感しかない。
 十一番それぞれの試合について、登場人物たちの背景をたどり最後の勝負の一瞬に収斂していくストーリーは非常にスリリングで(映画で言うところの「グランドホテル形式」である)、このジャンルを見直した次第である。
 違和感を感じにくい別の理由を敢えて言えば、名だたる剣豪たちが女色や出世の欲に惑う点にあるかと思う。このあたりは修行不足というか、剣の道一筋に没頭してきた世間を知らない人間の弱さであろうか。そして当然のごとく、この欲を断ち切った者が試合では勝利を収めるのである。この俗物的葛藤とも言える描写が次々と登場する(非現実的と思える)必殺剣とうまくバランスして、リアリティーを与えているように思え、楽しめた。

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