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カスタマーレビュー ![]()
論理的それにひらめきを加えた谷川流
(2007-06-07)
まず谷川永世名人の本はどれも「ひらめき」を感じます。
それと同時にアマチュアとプロの隔たりをも痛感させる。
どういうことかと言えば、例えば羽生流だと序盤から割りと
堅実に駒得を狙いますし、終盤もやはり持ち駒を意識して戦う。
一方、谷川流は終盤に近づくと持ち駒を一気に使って敵を倒す
いわゆる「光速流」ですが、素人は真似できない。
だから本書は駄目かというとそうではなくて、谷川流には
ちゃんと速度計算があるのだよと説明した本です。
実際、いくつ駒があれば詰むかなどの問題を解いてみると
面白いし、他の棋士にはない谷川独特の説明の仕方は
ユニークで頭に残りやすい。
次の1手などは一般的な発想からすると奇想天外に思えますが、
谷川流の緻密な計算が働いています。
再認識・再発見ができました。
(2006-01-04)
自分が振り飛車、あるいは矢倉の時に相手から
右四間飛車をされると戦いが始まってあっという間に
不利になる・敗勢になるケースはよくあるのですが
その原因が角筋の攻めは受けにくいからと書かれていて
ああなるほどなと思いました。
わかりやすい
(2002-02-01)
この本は将棋のエキスをギュッと分りやすく伝えてくれる本である。将棋の駒、一つ一つについてその性質を述べている。初心者が将棋の本質を理解するにはぴったりの本だろう。ただし、上級者には物足りないところがあるのは否めない。
面白い試み
(2002-01-27)
歩から玉まで駒の働きから解きほぐしていく面白い試みの書。各駒の具体的な使い方について、理論的な説明に加え、谷川先生の実戦譜の一局面をその例として紹介しながら説明をしていく。この実戦譜の一局面の紹介は、駒の使い方の紹介としてピッタリだし、また、そうした局面での先生の読み筋の一端をうかがうこともでき、とても興味深い。
いわゆる定跡書とはまったく異なるものなので、定跡を学ぶのに直接は役立たないと思うが、駒の基本的な特性を学ぶことができるため、将来的には役に立つ本だと思う。面白い試みだと思う。

