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おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

吉田豪

廣済堂出版

グループ:Book

ランキング:14218

価格:¥ 650

発売日:2008-08-25

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カスタマーレビュー

天才兄弟に魅惑された男の独白  (2008-09-07)
山城新伍による、
若山富三郎と勝新太郎兄弟の伝記だ。
若山組の一員だった山城であるから、
若山富三郎のエピソードが多い。

いくつか読みどころがあるのだが、
一つは日本映画黄金時代の熱気を感じられるエピソードが面白い。
若山富三郎を始め、鶴田浩二、高倉健、大川橋蔵、菅原文太と「大物」だらけの東映の日常が面白い。
おおらかで馬鹿で、いい時代だったなあと思う。

もう一つは若山富三郎である。
天才で陽性の弟、勝新との対比で常に陰の役回りを引き受けてきた兄のいらだち、焦燥が伝わってくる。
若山の人生は成功者のそれだったが、本人は決して満足していないはずだ。

さて本作.同時に復刻された「俺、勝新太郎』と併読するのが正しい。
あくまでも明るい勝新に比べ、本作何か暗い。
これは山城新伍の個性だろう。
その辺も面白い。

ギャングスタ兄弟の生き様を見よ!  (2008-09-04)
とにかく滅茶苦茶な生き様な若山&勝新ブラザーズ。
そんな二人と常に一緒にいた山城新伍の回想記。
くだらないタレントだらけになってしまったテレビ業界ですが、昭和はこんなに面白かったんだと再認識させられます。
ボーナストラックの解説も抜群です。

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