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「足のいいやつ」、「ときめきのアリオン」を目指して欲しい!!
(2007-06-14)
2001年末に歴史あるブランド、コロナ・カリーナからバトンタッチして初めてモデルチェンジを行ったプレミオ・アリオンの2車だが、初代モデルを見ても、どうも地味だった印象は避けられない。
せっかくリセットして仕切り直したのだから、もう少し志を高く持って欲しかったのだが、このモデルでもどうやらそうなりそうな気配である。
それから、CMを見てもそうだが、いかにも団塊の世代をターゲットにしたのがあからさまなのは如何かと思う。これでは気弱過ぎるぞ!簡単に振り込めサギに引っかかってしまうようなものだぞ!
最末期のコロナ・プレミオやカリーナでも、例えば2000cc直噴エンジンはコロナ・プレミオのみに、それから1600cc5バルブの4A−GEはカリーナのみに載せるなどして差別化を図っていたが、このプレミオ・アリオンでもその位の差別化を図って欲しいと思うのは愚生だけではあるまい。また、BMW3シリーズやアウディA4みたいにミドルクラスのセダンでありながら2000cc超のエンジンを載せてプレミアム化するのもひとつの手だろう(何でもかんでも大排気量化するのも?だが、ランチア・テーマ8.32みたいなのも面白いだろう)。先日トヨタ傘下に入ったスバルを見習って欲しい。
トヨタもアメリカ・ビッグ3を抜く位の巨大企業にまで成長したが、ことエンスージアスティックさには欠けている。実際にセリカやMR−S、スープラをやめてしまったのはその例だろう。
アリオン・A18・Sパッケージに実際に試乗してみると、確かに走る・曲がる・止まるといったクルマの基本原則には不満は無い。加速もスムーズだし、登坂路でも不足の無いパワーだし、CVTも違和感が無い。もう少し煮詰めればかなり「足のいいやつ」になるハズだが、その予定が無さそうなのは歯がゆい。
確かに最近では携帯電話やパソコンにカネがかかる時代で、若者のクルマ離れが進んでいるのに加えて、ガソリン代の高騰、環境問題、警察によるスピード違反の取締り等でスポーツ車には分が悪い。しかし、将来、日本を代表する大企業がクルマを子孫の代に買わせてゆく為には、クルマ好きになる様なクルマを作り、クルマ好きを養成するのが責務かと思う。今購入している世代もやがては年老いてこの世からいなくなってしまうのだから…。

