アイテム詳細
曲目リスト
1.Xyz
2.Double Personality
3.Summer Rain
4.Joy
5.010101 (Binary System)
6.Truth and Lies
7.Dancando No Paraiso
8.Another Mind
9.Tom and Jerry Show
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レビュー(Amazon.co.jp)
???2003年5月にボストンのバークリー音大を卒業した上原ひろみ。これはバークリー在学中の’02年に録音したデビュー作。テラーク・レーベルからの発表で、いわゆる逆輸入アーティストだ。この人の演奏を聴いて一番感じるのは、音楽性の幅広さ。ビル・エヴァンス以降のピアノだけでなく、アート・テイタム時代のジャズもしっかりマスターし、そのうえコンテンポラリー・ジャズやフリー・ジャズの要素も聴かせるのだ。その点を本人にたずねたら、「バッハを弾けずしてショパンは弾けないって、先生に言われたんです。それで昔のジャズ・ピアノを聴いて、それからチック・コリアやハービー・ハンコックを聴いた」のだとか。
???全曲オリジナルというのが大胆不敵。この人の曲には同時に複数の要素が詰まっているのが特徴だが、それはクラシックの作曲家の影響を受けているから。TVのドキュメンタリー番組に出演したことによって一躍、時の人になった感があるが、ただの人気者でなく、確固たる意思を持った才媛であり、その演奏は時代の最先端を突っ走っている。(市川正二)
※ SACD盤はこちら。
カスタマーレビュー ![]()
カデンツァ一筋三百年
(2008-09-16)
テレビ番組などでちらちら小耳に挟んではいたものの,バカに誉める取り巻きと,誉めるほどとは思えぬピアニズムの落差に辟易。「酷評しか書けそうにねえ」と思って手を出さずにいた彼女。わずか数年で100円にまで身を窶しているのを見ては,買わないわけにも行かなかった。
1979年静岡県出身。16歳でチック・コリアに見初められ,20歳でバークリーへ留学。同首席卒業と天才を示すエピソードには事欠かず,2003年にいきなりテラークから本盤でデビューと破格の待遇。ハイエナの如く売れ線を漁る,耳が鎖国状態の某誌が放っとくはずもなく,翌年には同紙の年間ディスク大賞を受賞した。
なるほどチックが刮目するのも道理,冒頭からもりもり盛られる高速運指には目が点。技巧的には派手だし,フュージョン風の楽曲も若者向け。しかし,数年もしないうちに冠された100円の値札が全てを物語るとおり,技巧以外にはほとんど何も残らないジャズ。無邪気さを装うべく,てんこ盛りにされた作為的なアレンジは,押しつけがましく下品。道化の顔の奧から聴き手に柔らか頭を強いる傲慢さに満ちている。指は動くが硬い打鍵,アドリブの利かないソロと相俟って,聴後感の悪いことと言ったらない。楽曲がショボいこと以外はトリオ・トゥケアットそっくり。
明らかに未熟な輩に過大な評価を与えてバブルを画策する,ジャズ論壇の常套手段。数年おきにこういう「百年に一度」みたいな新人が出てくるのは何とかならないものか。
天才!!!
(2007-05-05)
上原ひろみは4小節聴いただけで、すぐに上原ひろみと分かる。オリジナリティーと疾走感。オープントップのスポーツカー、いや、ジェット戦闘機に乗っているような疾走感がある。上手いとか下手の問題ではない。もちろん、テクニックは素晴らしいのだが、上原のすごい所はテクニックではない。新しいジャズの境地を切り開いた事にある。誰にもマネ出来ない「上原ワールド」。天才である。(松本敏之)
天才!!!
(2007-05-05)
上原ひろみは4小節聴いただけで、すぐに上原ひろみと分かる。オリジナリティーと疾走感。オープントップのスポーツカー、いや、ジェット戦闘機に乗っているような疾走感がある。上手いとか下手の問題ではない。もちろん、テクニックは素晴らしいのだが、上原のすごい所はテクニックではない。新しいジャズの境地を切り開いた事にある。誰にもマネ出来ない「上原ワールド」。天才である。(松本敏之)
若さがポイント
(2005-08-23)
他の方々とほぼ同じ意見ですが、音から”若さ”が伝わってきます。
この若さを、”パワーがあって良い”と感じるか、”音が多い”と感じるかの違いで、意見の違いが出てしまうように感じます。
私は、正直後者でした。(ファンの方、ごめんなさい。)もう少し私が若い頃に聞くことができたら、共感できたろうになぁというのが本音です。
聞けば聞くほど
(2005-03-12)
衝撃と感動が押し寄せてくる一枚。第一印象はとにかくものすごいエネルギーとテクニック。聞けば聞くほど、彼女がどうしたいのか、見えてくる。明らかにクラシック、ロック、ジャズ、あらゆるジャンルの音楽の要素が含まれている。このアルバムの中のトラック7、Dancando No Paraiso(Dansing Paradice)はものすごいスピードで曲を盛り上げて、盛り上げたところで開放する、"はらはら"と"ホッ"の繰り返しで、曲の中に飲み込まれていく。時間を忘れて聞き入ってしまう一曲。彼女の曲は即興よりも作曲を重視したようにも聞こえる。技術的な面では申し分なく、これからの成長がとても楽しみなミュージシャン。彼女と一緒に演奏しているドラマー、ベーシストが彼女のパワーにまけることなくバンドを支えていて、また個性的でもあり、とても楽しめる一枚。

