アイテム詳細
曲目リスト
1.Spoken Introduction
2.Gloria's Step [Take 1, Interrupted][Alternate Take]
3.Alice in Wonderland [Take 1]
4.My Foolish Heart
5.All of You [Take 1]
6.Announcement and Intermission
7.My Romance [Take 1]
8.Some Other Time
9.Solar
曲目リスト2
1.Gloria's Step [Take 2]
2.My Man's Gone Now
3.All of You [Take 2]
4.Detour Ahead [Take 1]
5.Discussing Repertoire
6.Waltz for Debby [Take 1]
7.Alice in Wonderland [Take 2]
8.Porgy (I Loves You, Porgy)
9.My Romance [Take 2]
10.Milestones
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カスタマーレビュー ![]()
騒ぐ客さえいとおしい。
(2008-07-03)
このボックスがどれだけ素晴らしいかは、皆さんも周知のこと。LIVEレコーディングは星の数ほどあれど、客の嬌声や、トイレのドアの音、ボーイがテーブルを片付ける音が名演奏をものともせずに入っている名盤など他にあるだろうか。客はこのような歴史的録音に立ち会っているなどと全く思っていない。でもそんな1961年6月25日の午後から宵までのセッションが、この上もなくいとおしい。雑音のすべてが引き立てる役目を負っている。さらに一曲目では<インタラプティッド>つまり録音が飛んでいる。初めて聴く方は機器かレコードのトラブルか?とビックリするでしょうね。この原因は、セッションが始まったばかりなのに起きた停電。次の曲との間でプロデューサーがエバンスに謝っている様子が聴こえる。そして何曲かでは、重低音がかすかな遠吠えのように聴こえる。一時ファンからは謎の騒音、亡霊の声とか言われたが、実はVVは地下にあり地下鉄と近かったためだ。
今年の6/25、某メーカーでは、このアルバムの全曲演奏会を行った。もちろん客は皆、好きな飲み物を手にして。会場のあちこちに陣取って。おしゃべりも自由に。実に気持ちのいい、素晴らしい癒しの夕べだった。また2011年、50周年にやろうね、と主催者と話した。
クラシックではありえない。ポップスでも、音楽が立ちすぎてありえない。ジャズであってもこの上質な癒しの時間を作ってくれるのはこのアルバムだからこそ。あなたも是非味わって欲しい。
歴史的ライブセッションの完全収録
(2008-04-30)
エヴァンスがラファロ、モチアンとともにインタープレイのフォーマットを完成させたビル・エヴァンストリオの不滅のヴィレッジ・ヴァンガード・セッションの完全盤であり、ジャズ史上不滅の歴史的ライブである。レコードとしての興業的な面ではワルツ・フォー・デビーが圧倒的な人気を誇り、兄弟盤のSunday At The Village Vanguardは内容的に一歩も引けをとらないのにやや後塵を拝していた。それは選曲の構成やジャケットのイメージによるものだと思われるが、このような完全な形で当日のライブを聞くと、いかにアルバムは作為的なものかがわかる。いわばこの3枚組みはこのトリオの魅力も弱点も加工せずに全てさらけ出した素材そのものなのである。ビル・エヴァンスを極めたい人にはお奨めのセットだといえよう。かつてパーカの録音には駄作があっても重要でないものは無いといわれたように、数少ない純正エヴァンス・トリオの演奏はどれをとっても意味のあるものばかりだ。
あの日ヴィレッジヴァンガードで
(2008-02-18)
歴史的アルバム「ワルツフォーデビー」、「サンデーアットザヴィレッジヴァンガード」の完全版。1961年6月25日に行われたライブを記録したもので、上記名アルバムはそれを作品化したもの。埋もれていた音源(停電により一部録音されなかったグロリアズステップや会話など)を聴けるのは貴重。10数年前に訪れたヴィレッジヴァンガードの空気感はまさしくjazzの地霊が宿る場所だった。ビルがそこにいるかのような雰囲気が感じれられたのは音源がライブであったアルバムの特権かもしれない。
『Waltz For Debby』と『Sunday At The Village Vanguard』を持っている方にも是非
(2007-07-01)
1961年6月25日のジャズのライヴ・ハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」で演奏されたライヴの全てを収録したアルバムです。
ビル・エヴァンス・ファンにとっては、この「奇跡の1日」のライヴの全容が手に取るようにわかるわけで、時間を追いながら臨場感たっぷりに堪能するのには、ありがたい企画だといえましょう。
一つ一つの曲については、すでに語り尽くされた感もありますし、エヴァンスの残した膨大な演奏の中でも、一番親しまれてきた名演奏だという評価はすでに固まっています。
抒情的なエヴァンスもここでは、スウィング感のある、のめり込んだ演奏を聴かせてくれています。それはベースのスコット・ラファロの雄弁で絶妙のプレイとの会話で生まれたものでしょう。ドラムスのポール・モティアンの関わりも秀逸です。難解さとはほど遠い演奏でありながら、とても熱を帯びたライヴでもありました。ミューズの降臨を招いたような奇跡が起こったとも言えましょう。
残念なことに、ラファロは、このセッションの11日後に自動車事故で亡くなっています。つまり、彼の最期の録音ということになります。それだけにとても貴重な録音となりました。
エヴァンスにとって、三位一体とも言える対等関係を持ってインタープレイを行えるようなメンバーでのセッションは、これ以降生涯おとずれませんでした。
この珠玉のような演奏がたった1日で行なわれたという事実にこそ、改めて驚きを禁じ得ません。

