アイテム詳細
曲目リスト
1.One Less Set of Footsteps
2.Roller Derby Queen
3.Dreamin' Again
4.Careful Man
5.Alabama Rain
6.Good Time Man Like Me Ain't Got No Business (Singin' the Blues)
7.Next Time, This Time
8.Bad Bad Leroy Brown
9.These Dreams
10.Speedball Tucker
11.It Doesn't Have to Be That Way
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カスタマーレビュー ![]()
マーティンの「ジューダス」
(2008-10-14)
まったく無駄のない、純粋な「デペッシュ・モードのアルバム」、これがそうだ。
映像作品「デヴォーショナル」をご覧になった方は、本作の末尾の曲「ハイアー・ラヴ」が特に印象に残っているのではないだろうか。
マーティン・ゴアという、ロック・ポップス史上でも有数の奇人は、宗教に関してもクールだ。とあるインタヴューに彼はこう答えている「信仰に何か救いがあるとは思わない」。なお、このアルバムタイトルを直訳すれば「信念と帰依の歌」だ。
宗教にも信仰にも、マーティンという人はなにか意味があるとは思っていないだろう。なお、彼はこうも発言している。「僕はニール・ヤングやジョン・レノンがしていたことをやりたいんだ」とも。この発言からは、ひょっとしたら、彼が青臭い純情な人間である、と誤解される方もいらっしゃるかもしれない。
この発言の真意は、あくまで「音楽」として、「みんなに聞いて欲しい美しい曲」を作り続けたい、ということだ。泥臭いものは極力、廃棄してまで。
これは反ロックではないか・・・そう感じる方もいるかも。いや実際、マーティンは「ロックに関するマッチョなイメージなんか、嫌いなんだ」と言い切っているのだ。確信犯的に「反ロック」を、アルバム制作でも、ツアーでも行っているのだ。DMに関する、どんな画像、映像、アルバムを見つけてもわかる、「反ロック」を実行しているのだ。
このアルバムには「ジューダス」という曲がある。ユダとトマスを歌っている。映像作品「デヴォーショナル」でも、マーティンがシンセをバックに、ソロで歌っている。
はかなく、美しいバラードだ。クールなマーティンにとっては、ロックンロールなど、どうでもいいのだ。ただ美しい曲を作っていきたいだけなのだ。ロック云々関係なしに。
マーティンという人は16歳からギターで曲を作ってきたにもかかわらず、ロックとは無縁でいたいと思っているのだ。まさしく現代の奇人。
このアルバムの日本盤には、ボーナス・トラックはない。なくていいのだ。完全に無駄のないアルバムを作りたかったのだから。そしてそれはかなった。
ファンとして贅沢を言うなら、1990年以来の、再来日をして欲しいということ。我々ファンは追いかけますよ。
クソカッコいい
(2007-10-03)
カッコいいです。
これはもうカッコいいとしか言いようがない。
ただギターじゃかじゃんやって
暗い歌詞歌って「こんなんどう?いいやろ?」
っていうカッコつけ方じゃなくて、
入念に構築されたカッコよさがあります。美学と言えばいいのかな。
とにかく衝撃を受けることは間違いないアルバム。
ボーカルも正しい意味で力強い。
戦慄
(2005-11-25)
このアルバムを初めて聴いたのは今から4年くらい前、当時僕は17歳だったと思います。正直に言って、今まで聴いた音楽の中で、このアルバムを聴いた時ほどの衝撃を受けたことは他にないです。デペッシュモードに興味を持ってくれたならば、まずこのアルバムを聴いてみて欲しいです。言葉で説明するよりも、聴けば分かるとしか言いようがありません。ほとんどのアルバムというのは、1年や2年も経てば誰も聴いていないようなものばかりだけど、このアルバムは10年も20年も聴き続けることの出来る数少ないアルバムの1つだと思います。
これが一つの到達点
(2004-10-16)
このアルバムがDMの中で一つの到達点であることは間違いないと思います。ロック、エレポップ、ソウル、ブルースすべてを融合させた緻密なサウンドは、10年以上経った今でも色あせることなく私の一番のお気に入りの一つです。しかし、このアルバムを最後にサウンドクリエイターのアランが脱退したことは非常に残念であり、このアルバム以降にリリースされたアルバムを聞く限り彼の存在がいかに大きかったことを痛感します。今後、これを超えるアルバムは出ないと個人的には思いますが、1ファンの私にとっては、まだバンドが現在進行形であるのが唯一の救いです。
すさまじいまでの祈り
(2004-10-02)
当時このアルバムが出た直後のMTVを見ていた時の事。マーティンが
「TAKE THIS(TAKE THATをからかって)が一体どうだって言うんだ。こ
れこそが音楽なんだ」と自信満々に語っていたのを懐かしく思います。
しばらくして出たライブビデオはNHKのBSでも「カルトバンド特
集」と銘打って放映されました。私はこのバンドが好きなので「カル
ト」は勘弁して欲しいと思ったものです。
一言で言えば爛熟と言ったとこでしょうか。当時彼が持っていたテンシ
ョンのピークだったと思います。デーヴのヴォーカルも凄まじいまでの
祈りを感じさせるほど鬼気迫るものです。惜しいのは、これがアラン・
ワイルダー最後のアルバムだった事。ライブビデオで淡々とドラムを叩
くアランは格好良かった。本当に器用なサウンドエンジニアです。

